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日々の徒然日記を書きつつ、 今まで読んだ小説、ウェブ上を歩いていて見つけた面白い物を時には辛口で紹介しません

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扉は閉ざされたまま
2005年06月29日 (水) 11:18 * 編集
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大学の授業が暇だった時、売店をうろつきに行って見つけた一冊。
青の炎、コロンボ、前に紹介したダイヤルMとかと同じ叙述トリックもの。
よくあるミステリーと違うのは主人公が探偵ではなく犯人で
完全犯罪を成し遂げようとする所。
けれど、タマタマその場に居合わせた物凄く頭が切れる人が、犯人のミスに気がついて、
解決編で主人公の間違いを延べ、残念ながら捕まってしまう。
というひな形にそって展開するジャンルに入る物。

高級な屋敷を改装して作られたペンションにて、大学の同窓会が開かれた。
主人公は眠っている目的の人間の部屋に忍び込み、
事故を装ってを殺すことに成功。
部屋をしっかり密室にしたまま
(密室にした方が事故という事に説得力を持たせられる)
何食わぬ顔で同窓パーティへ。
みんなと一緒に殺されてしまった彼を待つ。
しかしいくら待っても彼はこない。殺されているんだから。

ここから、よくあるミステリーだったなら
問題の部屋の前にみんなで集まったあと
ドアの鍵が閉まっているけれど、万が一心臓発作とか、事故とかで
苦しんでいたりしたら大変だからということになり、
みんなでドアを蹴破る事になる。
その結果死亡している被害者が発見されて、
推理パートに入っていく。

けれどこの話の場合は場所が高級ペンション。
扉だって安い代物じゃない。
ただ眠っているだけなのかもしれない中の人の安否を確認するためだけに
扉を蹴破る訳には行かない。
探偵役のユカは、主人公の微妙な言動、扉の様子、
外から覗いた中の様子、それらの手がかりのみで、確実に結論に近づいていく。
全体をうまくコントロールしようとする主人公と、
それを器用に交わすユカの静かな攻防が見物だった。

最近は、動機とかそれに関する複線を書くために序盤にだらだらと
登場人物達の談笑を読まされるミステリーばっかり読んでたから
序章で殺人が起きた後、スムーズに話が進んでいったこの作品は読みやすかった。
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# * こんな小説を読んだ * Comment (0) * Trackback (1) *
デセプションポイント(小説)
2005年06月05日 (日) 00:58 * 編集
ダン・ブラウン
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あのダヴィンチコードを書いた人の最新作。
天使と悪魔、ダヴィンチコードに続いて 今回も薀蓄の波が押し寄せて来る。
ただ豆知識を蓄えたいだけならば文庫サイズの雑学本を読めば良い。
単なるウンチクの寄せ集めにならずに息を呑むサスペンスにしてくれてるのが
ダン・ブラウンの良さだと思う。

それに、もし ダンブラウン以外の人間がこの物語を書いたとしても、
読者は「そんな馬鹿な」っていう気持ちになって
一気に読む気を萎えさせてしまうのだと思う。
だって「地球外生命体の存在を確実に裏付ける証拠をNASAが発見して、
それを巡って政治的駆け引きが行われる話。」だよ?ようは。
単純にそれだけを聞いて、どこの漫画の話だよっていう印象しか受けないだろうと思う。
落ち着いて考えると余りにもコミカルな大筋なのにも関わらず、
この作品に現実的が説得力を備えさせる事が出来るのは、
作者の実力に他ならない。
念入りに書き込まれたNASAやホワイトハウスに関する薀蓄が
リアルさを演出してくれている。
最近の小説では無駄に大量の雑学を絡ませてくる物は少なくない。
しかしこの作者の場合は物語にリアリティを与える為のスパイスとして
しっかり機能しているわけ。そういうのって案外珍しい

政治的な駆け引きとかもミモノ。

以下軽くネタバレ

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# * こんな小説を読んだ * Comment (1) * Trackback (0) *

駄作ですね。 bykaku
 前2作に比べるとつまらん作品でしたね。かなり失望しました。設定がありきたりで、あまりオリジナリティーを感じませんしご都合主義も目立つちます。ヒギンズやマクリーンの作品のほうが断然面白いです。天使と悪魔が良くできたフィクションだっただけについ期待してしまったのがいけなかったのか。金返せェ・・・・・・です。

女王の百年密室GOD SAVE THE QUEEN
2005年06月01日 (水) 01:03 * 編集
作者 森博嗣
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犠牲になるものを笑ったけれど
犠牲になるものは幸いだった

「もう二度と会えない人、もう二度と立ち寄らない場所、
もう二度と触れないもの、もう二度と聴けない音楽」
彼女は窓の方を眺めて目を細めた。
「人生は、常にそんな別れの連続ですね。
幼い頃は、別れの意味がわからなかったし、
未来の予測ができないわけですから、悲しくもない。
逆に歳を重ねれば、人は別れに慣れ、
また、自分の老い先が短いという覚悟もできて、
不思議に平常のものとなります。
ですから、その途中の世代だけが、別れを悲しむのです」

「ありがとう。言葉は、言葉だけなのに、
でも結局、言葉が嬉しいわ」

また別のシリーズの第一作。
物凄くよく出来たSF物。
森が書いた話のなかではトップクラスに好きな作品。
当然ミステリーなんだけれど、そこは森博嗣。
あまりにも不可解な謎を提示するにも拘らず、
謎解きでは無く、周りの人々の人間模様が魅力的に描かれているのが森の良い所だと思う。
この作品も凄いよ。
憎しみの連鎖について、正と死について、etc。
あらゆることに問題提起してくれてる。

主人公とロイディの会話がとても面白い。
いわゆるAIをつんだロボなんだけどね。
森の話の中では詩的な表現も含めてなんか凄く綺麗な話だったな。
うまく紹介できていないのは、それ位俺の中でのポジションが高いから。

出版社が違うから公にはされていないけれど、
S&M、V、四季のシリーズにもリンクしてる。
とりあえずS&Mシリーズが読み終わった人は、
この「百年密室」を読んで一息入れて、
V、四季シリーズっていう風に進んでいくと
森が仕掛けたほんとに大掛かりな仕掛けを堪能できると思う。
ぜひチェックしてもらいたい一品。
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